我が社は創業以来半世紀の間、社名の由来でもある「この大和の地（日本国）で縫うことに依り、時代の変化に対応した新たなる価値を産む」ことで、世の中のお役に立つことを経営理念の根幹として歩んで参りました。

今改めてこれまでの50年間（PAST50）を振り返りますと折々の時代の変化に翻弄されつつも、それに真正面から立ち向かい必死に対応して参りました。創業時（昭和41年3月）は連合国に依る超円安政策（1ドル360円の固定レート）のお蔭で何を作っても売れる世界のものづくり大国となり、戦後復興と奇跡の高度成長を成し遂げ、世界第2の経済大国となりました。そのような中昭和46年（1971年）当時のアメリカ合衆国のリチャード・ニクソン大統領が電撃的に発表したいわゆるニクソンショック、その後昭和60年（1985年）のプラザ合意、その対応による日本国経済のバブル発生と崩壊、その結果失われた20年に依る日本社会の長期低迷や少子高齢社会での社会保障問題（2025年問題）等、次の世代(NEXT50）の経営は容易ではありません。

正にものづくり企業として全力を傾注して参りましたが、創ったものを売りさばく力(販売力）が脆弱で真の自立型企業とは成り得ておらず深く反省すると共に昨期は新たに営業販売本部を立ち上げこれからの取り扱い製品（商品）として4つの分野（①かばん関連事業②列車・自動車用品事業③福祉・介護・介助関連事業④防災用品関連事業）に専念して取り組み、広く国内外の市場に販売し全人類のお役に立つべく精進をして参りたいと考えており、その販売手段としてEC市場へ本格的に参入すべく新たにカンパニーサイトを立ち上げました。

どうか弊社のNEXT50をあたたかい目で見守って頂くと共に倍旧の御支援を切にお願い申し上げ御挨拶とさせて頂きます。

合掌

株式会社ダイワホーサン

代表取締役社長　辻本勝次