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節分の豆焼き

皆さま、こんにちは。

 

 

世間では、新型肺炎などで大変な騒ぎとなっておりますが、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

 

ここ宇陀市も、マスクが買えないなど、大変な事態になっていますが、ダイワホーサンでは手洗いとうがいとバランスの良い食事と十分な睡眠を、みんなで心掛けています。

 

ウイルスはまず手に付着し、口や鼻から体内に取り入れられることが多いそうですので、特に手洗いを十分にするようにしています。

 

皆さまも、どうぞお気を付けくださいね。

 

さて、ダイワホーサンがある奈良県宇陀市野依の白山神社では、昔から、節分の日に夕方から深夜にかけて、ゆっくりと豆を焼いて、1年間のお天気を占う行事が行われています。

 

わたくしも、今日は早めに会社から帰らせていただき、野依白山神社の氏子として、豆焼きに参加して参りました(^^)

最近は、出番が少なくなった火鉢をみんなで囲んで豆を焼きます。

 

夜になると、神社はとても冷え込むのですが、火鉢と電気ストーブのおかげで結構暖かいです。

 

これは、神社のガスストーブです。しぶい‼(☆_☆)

この占いは、古くから伝わったやり方で、豆の焼き加減の白く灰になったところは「晴れ」、黒いままだと「雨」と判定されています。

 

ここ野依では、よく当たるそうです。

 

 

去年のカレンダーを見てみると、八月のお盆のあたりが黒くなっています。

 

そういえば、台風で花火大会が中止になったことを思い出しました。すごい!!

今年はどんな天気になるのか?と、参加の皆さん神妙な面持ちで火鉢の中をのぞきこんでいます。

「メディアネット宇陀」の方も、毎年撮影に来てくださっています。

 

わたくしが写真を撮らせてくださいとお願いをしましたら、にっこり笑顔で映って下さいました(⋇^^⋇)さすが、プロ!

 

 

みんなで、お茶やお菓子をいただきながら、ワイワイと世間話をして豆が焼けるのを待ちます。

時刻はただ今、夜の10時半、そろそろ判定の時刻がやってまいりました。

 

神社の社務所の中は炭が焼けるいい匂いが漂っています。

 

ちなみに、この豆焼きには備長炭よりも木炭の方が良いそうです。

 

電気を消すと、炭がもっと明々と焼けているのが見えるそうですよ。

 

判定が始まり、頭家さん(村のお祭りや行事を取り仕切ってくれ、当番制です)が、カレンダーに色を塗ってくれています。

 

昔から、農作業(田植えや稲刈り)の参考にするために、このお天気占いは大切なものとされてきました。

今年の判定結果です。

 

こうしてみると、昨年に比べて降水量(黒い部分)が多いようですが、8月は雨が全く降らないみたいですので熱中症に注意!ですね。

 

このカレンダー、2月から始まっていますw(゜О゜)w

 

 

実は、ここ野依では節分の不思議な言い伝えがあります。

 

例えば、普段の日に家の柱などに釘を打ったりすると病人が出るとか、庭の柿の木を切ってはいけないとか言われていますが、節分の日だけは、許されるそうです。

 

神社からもらってきた節分の豆を神棚にお供えしておき、雷が鳴ったときその豆を食べると雷が落ちない・・・など。

最後に、区長さんが今年の判定結果の解説をして下さいました。

皆さまも、良い一年になりますように(^^)

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