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三輪明神 大神神社

11月にしては温かく良いお天気であった12日に、奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ 通称:三輪さん)で、三輪明神 大神神社「三輪山会館」竣功奉祝祭が開催され、ダイワホーサンの代表として参列をして参りました(^^)

 

大神神社は、日本最古の神社として島根県の出雲大社と共に有名です。

 

大神神社が日本最古と言われるのには、アニミズム(生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。)と深く関わっており、大神神社のご神体は三輪山であるということからきているようです。

 

一般的な神社にある本殿がなく、拝殿であることも三輪さんならではです。ご神体に最も近いとされている拝殿の奥には、ほとんど見ることがかなわないという三ツ鳥居があります。

 

三輪さんの歌を詠まれるときは、「味酒(うまさけ)の」というのが枕詞であるように、お酒の神様でもいらっしゃり、この日も新しい大きな杉玉が拝殿に飾られていました(神主さんがおっしゃるには、今年は例年よりかなり早く飾られたとのことです。)

大神神社のYさんという神主さんから伺った話では、大神神社の神様は、「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)=大物主の命(おおものぬしのみこと)」と言って、平たく言うと精霊界のボスなんだそうです。w(゜O゜)w

 

ダイワホーサンの事務所には三輪さんの神棚があり、いつも私たちを見守って下さっています。

 

わたくしは、小さいころからお参りに来ていますが、15年前くらいから、三輪さんの参道を通るときに、良い香りがすることに気づきました。

 

一緒にお参りする人にも聞くと、やはり良い香りがすると言います。

 

これが、森林の香りの中にほんの少しお香の香りを混ぜたような、なんとも言えない良い香りなのです。ここを通ると、神様がいらっしゃるところに来たのだなと実感します。

 

本日、参列させて頂いた三輪明神 大神神社「三輪山会館」竣功奉祝祭は、新しく建てられた三輪山会館にておこなわれました。三輪山会館の中には、なんと能舞台が…。

能舞台の中央には、必ず松の絵が描かれていますが、三輪さんの能舞台はよーく見ると祭壇です。

この舞台で、神事が行われました。警蹕(けいひつ)という儀式で神様をお招きするとのことでしたが、祭主が「お~お~お~」と掛け声をされる姿は、なんとも神秘的でありました。

 

その間は、私たちは、頭を下げて警蹕(けいひつ)が終わるのを待ちます。

 

神事が終わり、あっという間に祭壇が片付けられました。

次は、舞台開き式だけれど、松の木はナシのままなのかな?と思っておりましたら、扉の向こう側から現れました。なんと、からくりのようです!

そして舞台開き式が始まり、金剛流の方による「神歌」がありました。

張り詰めたような空気の中で、厳かに謡われています。ピタリとそろった美しい歌声と動作を拝見して、芸を身につけるために血の滲むような努力をされているお姿が一瞬目に浮かびました。

 

一人前の技能を身に付けるためにはたゆまぬ努力が必要であり、業界は全く違いますが、親近感を覚え感動しておりました。

 

次に、大蔵流の方による「福の神」という狂言が演じられました。

真ん中に座っているのが、福の神です。演者の方は、神様のお面をつけていらっしゃいます。三輪のお山から来た福の神のお話を演じてくださいました。

 

衣装や美しい歌声を聴いていると、夢の中の世界にいるような非常に贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

 

三輪さんは、どんな人も温かく迎えて下さる優しい神様だそうです。

皆さま、奈良にお立ち寄りの際は、ぜひお越しください!

 

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