大晦日
皆さま、こんばんは。(大晦日の夜ということで)
ダイワホーサンでは毎年、大晦日の夕方におまつりしている大神神社(おおみわじんじゃ)の神様に1年の御礼をして、締めくくります。
大神神社は奈良県の桜井市にある、山そのものがご神体となっている古くからおまつりされている神社です。
今年は、色々なことがあって、ずいぶん久しぶりに1年が長いように感じました。
さて、少し日にちは戻るのですが、12月29日、お正月の準備のために大神神社へ行って参りました。
大神神社は、もうお正月の用意がされており、二ツ鳥居前には大きな門松が飾られています。
今年は、皆さん、マスクを付けてご参拝されています。
写真は、拝殿ですが、後にご神体の三輪山がそびえています。
拝殿の廊下を歩くときに、一度だけ三ツ鳥居を見せて頂きました。
この鳥居はとても神聖な場所にあり、なかなかお目にかかれません。
大神神社拝殿の奥は禁足地として普段は神職さえ足を踏み入れない神聖な場所で、禁足地と拝殿の間には結界として三ツ鳥居と瑞垣が設けられているそうです。
拝殿を抜けて、ご神体のお山の入り口の狭井神社 (さいじんじゃ)にお参りします。
狭井神社へは、くすり道を通って向かいます。
くすり道には、全国の名だたる製薬会社から寄進された灯篭などがあり、歴史を感じます。
狭井神社は、三輪の神様の荒魂(あらみたま)をまつる病気平癒の神様として、信仰が篤いです。
狭井神社はご神体の三輪山のふもとにあり、三輪山は受付をすると登拝する事が出来ます。
(ただし受付時間が設けられていたり、登拝出来ない日もありますので、事前にお調べくださいね。三輪山登拝について | 大神神社(おおみわじんじゃ) (oomiwa.or.jp))
狭井神社には、大神神社のご神体である三輪山から湧き出るお水を汲める薬井戸があります。
お水は、柔らかく口当たりの良い、少し甘みを感じるような味わいです(^^)
お水を頂く場所の近くには、水琴窟もありますよ。
竹筒に耳を当てると・・・ピーンという透き通った音が聞こえてきます。
お水は購入することもできますし、容器を持っていくとお水を汲んで、いただいて帰ることもできます。
狭井神社からの帰り道はルートを少し変えると、大神神社の末社で学問の神様として有名な久延彦神社(くえひこじんじゃ)があります。
ここは、受験の時や、働きだしてからも良い知恵を出して良い仕事が出来るように、いつもお参りをしている神社です。
帰り道には、まだまだ沢山の魅力的な場所があります。
ずっと昔からある、占いのお店。すごく不思議な感じがします。
また、少し歩くと、旧家のお庭で三輪素麺が食べられるお店(そうめん庭)もあります。
残念なことに、今日は閉まっていますが、こちらのにゅうめんは、出汁がとても味わい深く美味しいです。
そうめん庭さんの向かい側には、古くからある出店もあります。
映画に出てきそうな、ほっこりするお店です(^^)
ここでは、お菓子や野菜などが売られており、今の季節は素麺のふしが売られています。
素麺のふしというのは、素麺をつくる時に、二本の棒に生地をひっかけて吊るして乾燥させるのですが、素麺を干すために木の棒にかかっていた曲線の部分を「節(ふし)」というようです。
素麺にする時には切ってしまうので使われず、そうめんの余りの部分になりますが、コシがあって、おみそ汁などに入れるととても美味しいです(^^)
駐車場の近くには、これまた桜井市の名物「みむろ」があります。
「みむろ」というのは、白玉屋榮壽というお店で作られる最中(もなか)です。
ここは、最中も美味しいのですが、冬になると善哉(粒あんの汁粉)が茶寮で提供されています。
餡がものすごく美味しく、ここの善哉は上品な甘さと、小豆の風味がいかされている絶品です💛
店内は、落ち着いた雰囲気で、美しいお庭を眺めながらゆっくりと善哉をいただきます(^^)
30日はお餅つき、31日は会社におまつりしている三輪山の神様にお供えし、ダイワホーサンは無事に越年することが出来ました(^^)
皆さま、今年も1年間、本当に有難うございました。
来年は、コロナ禍も終息して、みんなが良い年を迎えられますように・・・。