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工場見学@消防設備富士産業

皆様こんにちは、今年は梅雨が明けて暑くなったなと思っている間に、はや9月になってしまいました。

 

 

すっかり、御無沙汰しております。

 

 

もうすぐお彼岸ですね。

 

 

世間ではコロナウイルス感染拡大のリスクが続いていますが、当社では、マスクの着用、手洗いの徹

 

底、栄養ある食事、十分な睡眠を呼びかける中、検温システムも取り入れることにしました。

 

 

 

そして先日、ダイワホーサンの生産部の課長K君が、お客様や一緒に働く仲間のために足踏み式消毒

 

台を作成してくれました。

 

 

 

K君は、ダイワホーサンの裁断工場の責任者として、高度な裁断技術の開発にも取り組んでいます。

 

 

今までは消毒液の容器を手で押して、使っていたのですが、これなら、みんな安全です(^^)

さて、9月は防災月間ですが、先日、安全関係のお仕事でお世話になっている東大阪市の富士産業さまに行ってきました。

 

 

救助袋の工場を見学するのは初めてで、ダイワホーサンから4人でお邪魔しました。

 

 

 

避難器具製造販売の老舗富士産業さまは、昔から(一財)日本消防設備安全センターの認定型式取得の

垂直式と斜降式の救助袋を作られている企業です。(写真は垂直式です)

救助袋というのは、被災した建物から逃げるために使われる丈夫な布で出来たトンネルのようなものです。

 

 

救助袋は、とても丈夫な糸と布とローブや金具から成り立っています。

 

若い職人さんが、レトロなミシンで救助袋を縫われています。

 

 

この方は若いですが、ベテラン職人であり、テント職人の師匠から救助袋の作り方を教わったそうです。

 

 

余談になりますが、テントを縫う仕事は特殊な技能を伴う重労働です。

 

 

この方の師匠は縫製の神様のようなベテラン職人でいらっしゃいます。

 

 

写真にうつっているミシンは、約70年前のミシンだそうで、今も元気よく動いています。

 

 

現代のミシンは、モーター部分がコンピューター制御のものが多く、ミシン本体が使えても、コンピューターが壊れて使えなくなることが多いです。

 

 

それに比べて、昔のミシンは部品が少なく、アナログな作りになっていますので調整や修理をすれば長く使えます。

 

 

このミシンを上手く使って、見る見るうちに救助袋を仕上げていきます。

 

 

救助袋の枠にするために、1本のロープの輪に仕上げる作業があるのですが、圧巻の技です。

 

ロープの両端をほぐし、それをつなぐように編んでいきます。

 

そばで見ていても何が何やら、さっぱりわかりません。(@_@)

 

ロープが縮んでしまうので、ミシンのテーブルを使ってロープをしごいてなじませます。

見事に一本のロープにつながりました(☆_☆)すっ、すごいっ!!

 

 

最後に、このロープを救助袋の中に縫い込んでいくんですが、この工程がまた、ベテランの技なのですよ。

 

 

動画が無くて申し訳ないのですが、3枚の形の違う生地を手で丸めながら縫い込みます。

 

 

富士産業さまでは、裁断、縫製加工、仕上げまでの工程を一人の職人がされています。

 

 

工程の中で不不具合を発見したら、その場で責任をもって対応し解決しているので不良品の流出が0です。

 

 

これもまたすごいことです!

 

 

安全に脱出できるように、気合を入れて丁寧に仕事されている様子がうかがえました。

 

 

工場見学にご協力くださいました富士産業さま、ありがとうございました!

 

 

 

 

ダイワホーサンでも、安全で使いやすいカバンをお客様にお届けするために、今年も8月にISO9001:2015(品質管理に関する国際規格)の更新審査を受けました。

 

 

ダイワホーサンのISO委員会のメンバーは良いものづくりをするために、何度も話し合い、日々、改善の仕組みづくりに取り組んでいます(^^)

 

 

皆さまに喜んでいただけるよう、これからもダイワホーサンではみんなで力を合わせて頑張ってまいります!!

 

 

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